SCP-PL-002
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アイテム番号: SCP-PL-002

オブジェクトクラス: Safe Keter

特別収容プロトコル: できるだけ早くSCP-PL-002を捕獲し、破壊する必要があります。SCP-PL-002は現在大規模な捜索活動が行われており、現在それに16の支部の合同である機動部隊ラムダが対応しています。異常な人体の劣化や、突然のうつ病を観察した場合、各財団職員は機動部隊ラムダまたは、管理者や上司(今後はすぐにO5管理官に情報を転送するように)に報告する義務があります(破壊もしくは無力化のため)。オブジェクトの破壊に必要なものは非常に広範な分野にあたるため、全ての症状はたとえオブジェクトによるものかわからないとしても報告されるべきです。

アーカイブの記録によると、SCP-PL-002は少なくとも地下1kmにある幅200mの空間(サイト█に設置されていました)に収容されていて、財団の4名の資格を持った警備員によって24時間体制で警備される必要がありました。その空間は、直方体の真空室の形をとる前庭で他の施設から分離されなくてはならず、真空室には、Dクラス職員による実験中にのみ空気が注入されました。██/██/████、このシステムからオブジェクトは現在自由になっています(インシデント002-1を参照)。

説明: SCP-PL-002は未知の5原子分子です。オブジェクトの特性または組成を調査するためのすべての試みは不成功に終わり、実験装置によって、少なくともオブジェクトの一部は損なわれました。オブジェクトは、オブジェクトを中心に(おそらく電磁界の原理で動作する)半径100mの範囲内の人々の幸福感に影響を与えるエリアを、高さ5mで放射します。

SCP-PL-002はポーランド全土を任意の可変速度で移動することができます(国境を越えてオブジェクトが移動することを防ぐため、東西南北の国境線に[データ削除済]を設置してください)。無臭で、その存在は被害者の大多数の幸福度の急激な悪化に基づいて、または全ての特殊部隊ラムダ部隊の装備する(O5-█の命令による)[削除済]によってのみ検出することが可能です。

SCP-PL-002の作用は11/09/████に初めて█████ █████(アメリカ合衆国)で観察されました。当時、G310原子捕獲器のプロトタイプを試験していた財団のエージェントは、未知の要素の2つの原子を捕らえ、3重結合を行って分子を形成したと報告しました。これはまた、自身で分離を行う能力も確認されました(実験室で後に同様の反応を再現することは不可能でした)。ポーランド支部に帰還したエージェントの一人が自殺したことをきっかけに、この原子の詳細な調査が実施されました。

SCP-PL-002の影響範囲内に5分間とどまった人物は、疲労や精神状態の大幅な悪化を感じるようになります。いずれの場合でもオブジェクトの動作は変わりません。15分間とどまると、典型的には発熱、つまり体温が上昇し、寒気を感じ始めます。また、めまい、痙攣、嘔吐が併発します。犠牲者は生きていることに否定的になり、彼らは今までの業績を卑下し、自分には価値がないと主張しはじめます。SCP-PL-002影響範囲内で合計40分すごした場合、彼らは自殺のために何らかの行動をし始めます。それを阻止しようとする人間は、力ずくで排除されます。被害者の行動を阻止することが成功した場合、手順█を実行してください。 手順█の適用は、長期的には意味がありませんでした。被害者は、クラスA記憶処理を実施した後も、[編集済]の結果死亡しました — H█████博士
実験記録2に基づいて、オブジェクトが部分的に認識されえると仮定し、仮説が立てられました。

インシデント002-1: この事件で、SCP-PL-002は特殊設計の収容室入り口に2μmの隙間を設けることによって、収容室から脱走しました。警備員はまだSCP-PL-002を検出するために[編集済]を配備されておらず、オブジェクトの克服できない唯一の障害物が真空であると考えられたため、Dクラスを用いて3回の実験が行われました。SCP-PL-002のいくつかの特性(検出方法に関するものを含む)の特定に関する報告書は、翌日、すでにオブジェクトが脱走した後で提出されました。
報告書を作成した博士と、前庭のドアの設計を担当した技術部のエンジニアは財団から解雇されました。 — O5-██


実験記録1 (12/██/████)
D-53は35歳の男性、身体的に異常はなく、精神的な抵抗力があります(過去の経験に起因する)。彼はシャツ、カメラ、三脚に取り付けられたマイクを装備しています。

記録開始00h-00m-00s

H█████博士: 入り口の扉を開けて、中に入ったら入り口を閉じてください。

D53はH██████博士の指示に従う

D-53: おい、ちゃんと真空を解除したか?耳鳴りがするんだが。

H█████博士: それは正常な反応です。あなたの背後のドアがきちんと閉じていることを確認して、目の前にある収容室へのドアを開けてください。

D-53はH██████博士の指示に従う

D-53: おぉ、でけえ部屋だな!音が響くぜ!

H█████博士: カメラを三脚において、電源を入れてください。

D-53はH██████博士の指示に従い、カメラには男と、白く塗装された部屋が写ります

H█████博士:少し待機し、なにか変化があったら知らせてください。

00h-05m-00s

D-53: あぁ…俺は馬鹿だ。

H█████博士: 何かありましたか?D-53?

D-53: いいや、なにも。(少しいいよどみ)俺はこのおかしな実験の前に買い物をしたんだが、牛乳を買い忘れていた。俺はどうもしてねえよ。

カメラからの画像は、頭をたれてゆっくりと歩き回るD-53を映し出しています

00h-20m-00s

D-53: 俺はなんか病気にかかったみたいだ、先生。

H█████博士: なんの病気ですか、D-53?顔をカメラに写してください。

画面には、目の下にくまができ、汗をかいているD-53が表示される

D-53: 俺はちょっと吐き気がするんだ。あぁ、神様、私はなんて脆弱なんだ…

H█████博士: あなたが必要だと思うことをしてください、D-53。

D-53: 俺は、畜生、どうやってこの人生を終えるんだ?クソッタレなこの実験場で?!俺は、俺はまだ人生でなにもやり遂げていないのに!

次の19分間、D-53は叫び声を上げ、収容室内を走り回り、自分自身と博士を罵倒し、2度嘔吐しました

00h-40m-00s

D-53:てめえはクソッタレな老いぼれだ!

呼吸が荒く、涙を流しながらD-53はカメラをつかみ、床に投げつける。画像は、部屋の隅に走っていって、三脚を使って頭を割ろうとするD-53が映し出されています

記録終了00h-42m-11s

観測からの結論: SCP-PL-002は被害者を罪悪感と自己嫌悪に陥らせ、それは自殺の試みへと直結します。

その後の処理: D-53は収容室から連れ出され、深刻な頭部の損傷を負って医療班に運び込まれました。手順█を実行されました。[編集済]日後にD-53は死亡しました - H█████博士


実験記録2 (05/██/████)
D-78は27歳で肉体的に異常のない統合失調患者です。彼はシャツに取り付けられたマイクを装備し、カメラと三脚を実験前に特殊な保護ガラスで囲って設置しました。

記録開始00h-00m-00s

D-78が収容室に入る

00h-03m-12s

H█████博士: あなたの現在の状態について供述することを忘れないでください。

D-78: 状態について、そうだ、そうだ、そうだ、そうだ、そうだ…やつらは俺の状態を見たいと思っている…

00h-05m-00s

D-78: 愚かだ、愚かだ、お前は愚かだ、愚かだ、あなたは大丈夫、愚かだ、愚かだ、愚かだ…

00h-20m-00s

D-78: いやだ、いや、いや、いや、いや!笑い声を止めてくれ!

H█████博士: D-78、どうかしましたか?

D-78: やつらが笑っている!やつらが笑っている!やつらを止めろ!博士、やめさせてくれ!

彼は、耳から水を出そうとしているように一本の足で立ち、ジャンプしています

00h-40m-00s

D-78: (悲鳴を上げる)(叫ぶ)(泣く)それをやめろ!!

H█████博士: (急いだ様子で)オブジェクトは、さまざまな手段でDクラスを精神的に痛めつけるようだ。オブジェクトの能力は、幻覚か、または意識に作用するかもしれない。
D-78は ████████を噛み千切り、急速な失血を引き起こします

記録終了00h-45m-32s

観測からの結論: SCP-PL-002はD-78の死を引き起こしました。次の実験では、ウィッシュリストの提示を行うことにします [削除済]

その後の行動: 我々は現在オブジェクトの性質を完全に理解しているため、Safeクラスへの分類を推奨します。 - H█████博士 (申請は積極的に考慮されます -O5-█)

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