SCP-PL-020
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scp-pl-020

SCP-PL-020-Bの最も鮮明な写真

アイテム番号: SCP-PL-020

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-PL-020は武装Safeクラス収容サイト11の標準的な収容キャビネット、部屋番号11-2の中に収容されています。オブジェクトへのアクセスは禁止されています(レベル4クリアランス異常の権限を持つ3人の職員によって承認された実験によるものを除く)。また、Dクラス職員を用いることは禁止されています。O5評議会の勧告に従い、精神検査を受け、忠誠心の証明された職員のみがオブジェクトにアクセスが可能です。

SCP-PL-020の警備のため、レベル3クリアランスを与えられた3名の警備員が割り当てられています。

説明: SCP-PL-020は、SCP-PL-020-A(スイッチ)およびSCP-PL-020-B(未確認存在)の総称です。SCP-PL-020-Aは電源から切り離された████-████ ██ブランドのライトおよびスイッチです。生きた人間がSCP-PL-020-Aを「オン」状態に切り替えるたびに、その人物はSCP-PL-020-Bによって「保護」されます。この後SCP-PL-020-Aをを再度切り替えることは、次の48時間異常な効果によって無効化されます。その後SCP-PL-020-Aをオフに戻すと、SCP-PL-020-Bの効果がキャンセルされます。この後、即座に再度スイッチを入れ、異常効果を発現させることが可能です。

SCP-PL-020-Aのスイッチを入れた人物から約75m以内の全ての人物は、スイッチを入れた人物に与える脅威に関して、認識できない存在によって分析されます。この認識できない存在(おそらくSCP-PL-020-B)が包括的に潜在的に脅威を与えうると判断した場合、「ターゲット」は正確に心臓の中心に向かってミサイルが発射されます。このとき発射されるミサイルは███-██████タイプの軍用モデルです。

発射時にプライマーの爆発音は伴われませんが、飛翔する発射体は適切で自然な音波を作り出します。発射機はどこにでも現れることが可能です。例えば、切り替えた人物に対して脅威であると認定された人物が地下の閉鎖空間にいる場合、非常に至近距離から発射されます。場合によっては、SCP-PL-020-Bはターゲットと同じ室内にいる ████-██ ライフルを保持し、 ██████ ███式の軍装をした人物の姿で現れます。数秒(0.2-0.3秒)のうちにSCP-PL-020-Bは弾丸を発射し、同様にすばやく消失します。このときのオブジェクトの身長は推定170cmです。

多くの人物がスイッチを切り替えた人物にとって危険であると判断した場合、未確認実体は2-3秒以内に10人を処刑することが可能です。

「未確認実体」の存在を経験し、SCP-PL-020-Aを無効化した人物は、その2週間後に偏執的な恐怖を感じ始めます。その1-2ヶ月後にはそのパラノイアは伝染し、その後ゆっくりと(さらに1-2ヶ月)消滅します。

来歴: SCP-PL-020(-A)は2000/03/20に個人財団███████ ████████████████から買収されました。この買収は、SCP-PL-020の驚くべき「保護」能力を観察したエージェント███████ ████████████████によって、多数の民間人が殺害された後に保護されました。エージェント ██████ █████████████は、クラスA記憶処理を施したにもかかわらず、変わらず偏執的な恐怖を発祥しました。

注記: 録音機器が、誰もいないにも関わらず不規則な間隔でSCP-PL-020-Aが切り替わる音を記録しています。

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