SCP-PL-037
評価: +5+x

アイテム番号: SCP-PL-037

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-PL-037は可及的速やかに破壊し、無力化する必要があります。警備員および財団のエージェントは、収容および/または破壊のために任意の装備を使用することが許可されます。武器使用のための訓練を受けていない者がこれを行った場合、偶発的な出来事であったことを報告し、第三者の目撃を基にした証明書を書かなければなりません。日誌や報告書に記録されていない収容室の形状や設備の変更は、(脅威を排除した上で)割り当てられたO5管理官に報告すべきです。適切な申請の元に取られた変更は、以下の文書に記録しています。

説明: SCP-PL-037は、推定身長1m90cm(1.9m)以下の人型実体です。オブジェクトの顔(耳、唇、目[ライトグレー]、まぶた以外)は青白い色をしています。オブジェクトは、素早く動くことによって観測者の視界から迅速に消えることができます(サイズの変更、偽装、生命活動の停止などができるかどうかは不明です)。オブジェクトは思考能力を有しており、意図的に行動することが可能です。

SCP-PL-037は隠されたオブジェクトの1つとして分類されています。SCP-PL-086との関連性に関する研究が進行中です。オブジェクトは1900年、SCP-PL-███収容室が[編集済み]となり、妨害電波を受信してセクター██全体が停電を起こし、結果としてSCP-PL-███収容室が損傷した際に始めて確認されました。以後、SCP-PL-037の活動は不規則な間隔で記録されましたが、それへの対抗策は全て効果がありませんでした。
SCP-PL-037が民間人に接触したかは定かではありませんが、文書が漏洩した後(監督責任のあった博士は処罰されました)、オブジェクトは都市伝説として認知されました。(もし、SCP-PL-037が思考能力だけでなく、それなりの知性も有しているのなら、この事実を利用する可能性があるぞ。 ―███████博士)

行動:
一般にSCP-PL-037の行動原理は、他のオブジェクト、特にKeterおよびEuclidの収容を妨害することにより、財団職員の作業を妨害することです。収集されたインタビュー記録および証言に基づけば、その行動の開始は常に何らかの作業に取り組んでいる研究スタッフの事務所のドアをノックすることから始まると、結論付けられました。反応して対象がドアを開いた後、対象は視線の向いている方向の関係上、地面に横たわっているオブジェクトにしばらくの間気づけません(オブジェクトの行動の詳細を参照のこと)。13/05/████付、指令037-05―「今後、管理官はイベントの発生時、その場の状況をO5-██に直ちに報告することを義務付けました。」さらに、少なくとも1人の襲撃された可能性のある収容オブジェクトの担当技術者を加えた、少なくとも3人のチームが監督施設の収容室に直ちに派遣されます(割り当てられる人数は、この現象にさらされたオブジェクトの分類により異なります。)彼らは収容室に危害を加えた存在の、可能性のある逃避ルートを閉鎖します(この行為が有効かどうかは分からんが、とにかくやるしかないだろう。―███████博士)。影響の報告は、██/██/████にSCP-PL-037の収容および無力化を目的とした手順037-11を実行する財団エージェントスタッフに通知されました。


補遺:
SCP-PL-037の行動の詳細

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