SCP-PL-041
評価: +2+x

アイテム番号: SCP-PL-041

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-PL-041は標準収容室へ保管されます。これは窓の一切ない空き部屋です。部屋の中には、水を入れた2つのボウル、ベッド、いくつかのおもちゃを設置してください。オブジェクトは、財団の職員によって1日3回授乳されます。オブジェクトは特殊な飼料は必要とせず、現在は市販の製品、█████を定期的に使用しています。職員は、オブジェクトとコミュニケーションを取ることが可能ですが、セキュリティクリアランス2もしくは3の職員の同伴が必要です。

説明: SCP-PL-041は、毛の短いこげ茶色のダックスフントで、大きさはこの品種としては平均的(高さ22cm、幅18cm、長さ50cm)です。オブジェクトには"Bob"というおそらく彼の名をさす名札のついた首輪がつけられています。犬小屋は、オブジェクトが確保された場所から20km離れた███████村にあります。検査の結果、そこの農場はこの犬に対して証明書や許可証を所持していなかったため違法飼育と判断され、適切な処置が施されました。オブジェクトの生んだ子犬には、異常な特性は見られません。

オブジェクトの生理的な欲求は、この犬種の典型的なものとなんら変わりません。異常な特性は、夜になると明らかになります。月光がSCP-PL-041に接触すると、後ろ足から後ろの身体が、本体から分離します。このプロセスは、鋭利な工具を使用して切断した状態に似ています。身体の一部が離れた時、出血を防ぐためその断面には皮膚が形成されています。犬はプロセス中、プロセス以後、ともに一切痛みを感じません。その後、失われた部分は、10時間かけて再生します。再生は痛みを伴わず定期的に行われ、オブジェクトはスムーズに元の状態へと戻ります。このプロセスの間、オブジェクトは歩くことに抵抗を示しません。すべての生理的欲求は、夜になる数分前には満たされます。

このオブジェクトは、██████市で2016年12月██日、エージェント██████によって確保されました。オブジェクトは、ソーセージを生産している現地の企業の建物の一室でケージの中に入れられていました。確保された直後、オブジェクトはエージェント█████の家へ持ち帰られました。オブジェクトの異常な性質が判明した後、オブジェクトはサイト█へと移されました。

実験記録SCP-PL-041-1
SCP-PL-041はSCP-PL-100収容室に放たれました。10分間オブジェクトはSCP-PL-100に遊びをねだるジェスチャーを続けました。オブジェクトの状態に異常はありませんでした。

実験記録SCP-PL-041-2
D-2844はSCP-PL-041と楽しいひと時を過ごしました。実験中には何も起こらず、オブジェクトの異常な特性には何も変化はありませんでした。

実験記録SCP-PL-041-3
SCP-PL-041は気性の荒い犬と対面させられました。両方の個体はすぐにお互いを攻撃し、喧嘩が終わった後の夜、オブジェクトは変則的に2度プロセスを行いました。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。