SCP-PL-099
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scp-pl-099

プロトコル214-テメキュラ実行前に撮影された民家内のSCP-PL-099

アイテム番号: SCP-PL-099

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 人口密度の高い地域での頻繁な症例に関連した、SCP-PL-099に関する明らかにされていないケースについては、10.1B絶縁規格を用いて隔離されることが想定されています。プロトコル214テメキュラは施設内で存在を発見してから6時間以内にMTFガンマ-18"立ち退き通知"によって実行されなくてはなりません。それによって得られた採集試料は生物実体の処理に関する標準的な手順に従って処理がなされます。財団の所有するサンプル数は、現在SCP-PL-099の定期的調査をするのに十分なものです。収容されたオブジェクトによって生成されたSCP-PL-099の場合、標準的な処理手続きが実行されます。

聴覚的なSCP-PL-099症状発現後の生存者は、Aクラス、またはBクラスの記憶処理を受けなくてはなりません(もしも家族が被害によって死亡してしまっている場合、新たな環境への適応措置もとらなくてはなりません)。所定の期間において、財団の収容しているオブジェクトの数が10個体以上でない場合、発見されたSCP-PL-099の実体は確保され、実験目的のために駆除、もしくは収容されなくてはなりません。

財団のエージェントが、新しい症例の早期発見のために、住宅清掃会社に送り込まれました。感染してしまった世帯は、毎週の清掃と経過観察の後、再度利用可能な状態で返却されます。通常の収容に関しては、次のようにSCP-PL-099の要素によって、必要な収容手順を行います:

  • 生存不可能な組織サンプルSCP-PL-099(標準タイプ01)
  • 生存している状態のSCP-PL-099(標準的な収容:05+成長抑制+一定期間のモニタリング)
  • 生存している状態のSCP-PL-099-B(標準的人型実体:05+オブジェクト数の管理)

説明: SCP-PL-099は、3個体以上ヒトの組織のグループによって構成される、居住目的で使用される建物に住み着く生物です。SCP-PL-099は、すべての既知の臓器および[削除済み]なために同定されていないヒトの組織から構成されています。出現した時点ではオブジェクトは3~4.5㎡の空間を占めていますが、やがてそれは空間全体を占拠するようになります。その身体に含まれる臓器の数は一定ではありませんが、通常は以下のとおりです:

  • 3~5つの互いに別々の人間の心臓。
  • ほとんどの場合心臓と換気孔(または酸素の摂取を可能とする他の開口部)との間に位置する、標準的な長さの気管を持つ、6~10個のヒトの肺および気管支。
  • 通常、建築物の下層構造内に位置する、3~5つの長短様々な小腸。排泄物は土壌に直接排泄され、また時には下水系へと排出されます。排泄は継続的に行われます。
  • 建築物の下部に位置する、3~5つの腎臓。尿道、および尿管は通常、排出物の直接的な放出を可能とするために、直腸に接続されています。
  • 多層の筋組織に覆われた3~5人分の頭蓋骨。各頭蓋骨は、手に良く似た4本の肢にかこまれており、そのうち下部にある2本は、足の構造変化の結果です。
  • 6~10個の人間の眼球。そのうち半数は建築物内部を監視しており、残りは外部を警戒しています。
  • 常に、占拠している構造物の上部に位置する、3~5つの人間の脳。心臓から5.4cm以内の位置にあり、単一の神経系に接続されています。
  • 腸の上に位置する、3~5つの胃袋。
  • 腸と腎臓の近辺に配置された3~5つのヒトの肝臓。
  • 9~15つのヒトの生殖組織でできた[削除済み]。
  • 人間の筋組織によって形成された肥大した塊。壁に囲まれた空間に、生物組織を配置することに使用されています。
  • 身体の内部機能を調整するための、拡張された神経系。また、触覚と熱を感知することができます。受容体は、通常内部、および外部壁面のすぐ下に配置されます。実験の結果は、床や壁に外的刺激を与えた際、熱、または痛覚に対応する脳の活動を記録しています。

他の構造器官および腺は、それらが正しく機能するように構造物の近くに配置されます。これにより、体液、および食物の効率的な流れが維持されます。生命体の成長の間、器官の数は変化せず、筋肉および神経組織の成長のみが確認されました。SCP-PL-099は、筋組織の収縮機能を利用して、一時的に大きさを縮小する能力があります。この反応は、通常危険にさらされたり、本体が暴露された場合に使用されます。脳波検査では、SCP-PL-099が認識能力を持っていることが確認されました。有効な交信方法は確立されていません。補遺PL-099-Alphaを参照してください。

繁殖プロセスが開始されるまでは、SCP-PL-099は人間に対して無害です。オブジェクトは、建築物の外延部文から一時的に頭蓋骨を「射出」する能力を利用して、小動物、害虫、および昆虫を捕食します。捕食される生物は、ヒトの生殖組織から形成された構造で産出される、広範囲に効果のあるホルモンによって呼び寄せられます。

発見される可能性に対処する能力のために、SCP-PL-099の占有する建築物に居住する人々のほとんどは、その存在に気がつかないままです。唯一頻繁に観察される傾向は、家の中、および近辺における、昆虫類の増加のみです。すべての利用可能なスペースが、1または複数個体によって占有された後、8~10日以内に未確認の生殖構造の2つが急激に成長する胎児を形成します。SCP-PL-099本体のこの期間中の必要栄養素の増加が確認されています。9日後、胎児は典型的には2.1mを超えない程度のサイズになり、体重は約120kgまで成長します。この生物は以後SCP-PL-099-Bと呼称され、建物内部の穴を通って外界へと放出されます。これは、通常家人がすべて眠っている時に行われます(そうでない場合、SCP-PL-099-Bは隠れています)。

SCP-PL-099-Bは解剖学的構造、および外観を変化させることの可能な、人間型の生物です。それは通常、長身のいびつな人間のような姿をしています。くちばし、一対の昆虫の羽、翼、単一の羽など、人間以外の動物の特徴が混じっている場合もあります。SCP-PL-099-Bの身体は通常主に筋肉と神経組織によって形成され、消化器系、呼吸器系、排泄系が存在しません。感染組織の内部にある間、SCP-PL-099-Bは補強された筋組織の緻密な層に囲まれた神経系によって、SCP-PL-099本体に接続されたままになっています。SCP-PL-099-Bは、主に下顎および上顎からなる部分的に構成された頭蓋骨を除いて、骨格系が欠如しています。この構造により、その身体は特異的な柔軟性を示します。腹部は空洞であり、有意な拡張を行うことができます。外界に放出された後、SCP-PL-099-Bは睡眠中の住民の食道に、肢を押し込むことによって殺害します。このプロセスは、しばしば住民の覚醒を誘発します。犠牲者を殺害した後、SCP-PL-099-Bはその身体からSCP-PL-099の新たな個体を作成するのに必要なすべての臓器を引き出します。殺害される人間の人数は、決して5人を超えることはありません。建築物にそれより多数の人間が居住している場合、5人を超えた人間のことは、SCP-PL-099-Bは無視します。必要な器官を取得した後、SCP-PL-099-Bは本体から切り離され、最も近い建築物に移動を試みます。

補遺PL-099-Alfa

██/██/20██、MTFガンマ-18のメンバーは、SCP-PL-099-28の頭蓋骨部分と、音声通信の確立を試みました。プロトコル214-テメキュラの実施は、インタビューの後まで延期されました。

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