SCP-PL-116
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scp-pl-116

W博士の手

アイテム番号: SCP-PL-116

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: オブジェクトは現在、サイト17の関係領域にオフィスを持つW博士が保管しています。博士は、手と手の健康状態のモニタリングを含む、毎週の医師による健康診断を受ける必要があります。博士が万が一死亡した場合、オブジェクトは直ちに回収されます。

説明: SCP-PL-116は、恒久的に人の手や手首と一体化する黒い革製手袋です。それは保持者が死亡するか、保持者の手が皮膚や体毛を含め消失するまで、手を覆い続けます。ただしこの場合、外見とサイズ、以前の保持者と一致するDNAは保持されます。手袋を外すことができないのは、皮膚との恒久的な癒着が原因です。より精密な観察によって、手首周りに縫い目が存在することが判明しました。X線検査により、骨にまで達する縫合糸が確認されました。それらを取り除いたとしても、オブジェクトを取り外すことは不可能です。縫い目は一種の装飾的要素にすぎません。保持者の死後のオブジェクトの分離は、皮膚の色素量、骨格構造、保持者の手の本体との間のサイズの広範囲な不一致が明らかになります。手袋は、それが取り外し可能になるまで本物の手であると認識される全ての要素を保持し、切開は出血を引き起こします。手袋は人間の皮膚製です。

W博士が右手の薬指の部分に固い物質があると報告したことにより、切開が行われました。その結果、アフリカ系アメリカ人の皮膚の下から銀の指輪が発見され、指輪には「最愛のエリック、神があなたとともにありますよう。サマンサより。」という刻印が発見されました。

来歴
モンタナ州の[編集済]に存在する教会での遺物の調査中にオブジェクトは発見されました。手袋は、SCP-███の収容作戦の犠牲者であったエリック[編集済]牧師の所持品でした。牧師の体を解剖している際に、オブジェクトの異常性質が観察されました。

更なる調査により、牧師は1975年に手袋を手に入れ、この手袋の4番目の保有者であることが判明しました。

最初の所有者にしてオブジェクトの作成者は、1810年-1868年にチェシンに住んでいた仕立て屋ジャン・スチドルスキーで、何らかの理由により右手を喪失しました。彼の手と義足の喪失は、彼に苦痛と怒りをもたらしました。スチドルスキーは、彼の回顧録および彼の娘への手紙の中で、競争相手であるNが両手を失えばいいと、はっきりと願望を明記していました。

そのうちの一つは以下のようなものでした:
「私はこの手袋を何のためにつけているのか。私は群集の前で手の欠損を隠すために身につけているのだ。彼らは私の手が無いことに気づかないだろう。」

次の保持者は、フランスのルーアンに住んでいたアメリア・Wと、1910年に彼女の墓を冒涜した不特定の人物で、墓の近くで彼の死体とオブジェクトが見つかりました。彼の死因は心臓発作で、死体はアメリカへ移送されました。

オブジェクトの性質について学んだW博士は、SCP-PL-053関連のインシデントの結果として手を失った後に、このオブジェクトの保持者に志願しました。オブジェクトの装着は、ケトナールの投与の上で行われました。

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