確保施設ファイル: 月面エリア-32
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SCP財団確保施設ファイル

月面エリア-32

正式名称: SCP財団特殊月面収容研究エリア

サイト識別コード: LMaImb-Area-32


概要情報


Imbrium.png

雨の海。クリックで拡大。

設立: 1998年9月29日

所在地: 月面、雨の海

サイト機能: 研究、特殊な収容、遠隔観測

規模: 12.4km2のエリア













現在月面サイト-32の管轄下にあるアノマリー


ID番号 オブジェクトクラス
SCP-2493 Euclid
SCP-2651 Safe
SCP-2686 Euclid
SCP-2821 Keter
SCP-3609 Euclid

施設内区域


地上層

保安規則MIA321に則り、雨の海地域の全ての画像は月面エリア-32および異常現象の存在を排除したものに置き換えられます。この階層の建造物のみは、月面上において目視可能です – 地下第一層以降は雨の海の地下に隠れています。

正面受付: かつての月面エリア-32全体の前身である前哨基地トート-1においては、正面受付は施設の正面入口でした。以下の機能を有します:

  • SCP-120受付: SCP-120の9番目の目的位置周辺に直接建造された気密室。
  • 貨物室: 月面への主要な出入口。施設を訪れる全ての職員および資源は、正面輸送エレベーターによってサイト内へ入る前に貨物室を通過するか、あるいは貨物室で検疫を受けます。
    • 観測所: 月面からの地球観測が可能な小型の観測所。デジタルな手法による監視が非現実的あるいは不可能である状況下での広域あるいは地球全土に渡る観測に利用されます。しばしばSCP-2943-2実例を用いた観測を行うために使用されます。

滑走路: 雨の海に長さ3キロメートルの滑走路が1本設置されています。滑走路の使用が必要な車輛は現在のところ全て試作段階です。そのため、滑走路は主にVTVLの離着陸に使用されています。

地下第一層

地下第一層は月面エリア-32における収容階層です。この階層の全ての部屋は(他の構造物の直下に位置する部屋を除いて)施設の他の部分から隔離することができるように、また、必要に応じて内容物を施設外へ排出できるように設計されています。

アノマリ―医療施設: 施設職員の治療とは別に、異常生物実体の治療を行うための施設。

収容区画: 4つの翼(北翼、南翼、東翼、西翼)に分かれ、複数に区分された収容房があります。それぞれの収容房は複数の環境センサーを備えており、特定の閾値に達した場合に内容物を自動的に放棄するようプログラムできます。

  • (旧)SCP-2493収容房: 室内は圧力20キロパスカルのヘリウムガスで満たされ、温度は270から285ケルビンの間に保たれ、壁には3センチメートルの軟質ゴムの層が埋め込まれています。この部屋は、放射線の爆発的放出が検出された場合、直ちに内容物を放棄するようプログラムされています。現在は使用されていません2が、緊急の事態が生じた場合に使用できるよう維持されています。

Anomalousアイテム保管庫

Dクラス職員宿舎: 滑走路の直下に位置しています。放棄のための設計がなされていない数少ない部屋のひとつです。

地下第二層

正面受付: 気密エレベーターシャフトによって地上層の施設と接続しています。新規の来訪者に対する保安上の検問所として機能します – 敵対者の侵入などの不測の事態への迅速な対応を可能とすべく、保安施設と直結しています。

管理施設

職員宿所

休憩室

ジム: 月面エリア-32屋内運動場はいくつかの低重力用トレッドミルと高度負荷運動器具を備えています。施設に駐在する職員は1日1時間の必修エクササイズセッションを受けることとなっています。

極小重力アリーナ: 非公式にエンダーアリーナ3とも呼ばれる極小重力アリーナは、職員用レクリエーション施設および月面エリア-32に所属する機動部隊職員の訓練施設という2通りの用途に利用されます。機動部隊の訓練セッションはレクリエーションセッションよりも優先されます。

職員医療施設: 地下第一層のアノマリー医療施設と混同しないよう注意してください。もっぱら異常性のない職員の治療に使用されます。

高速鉄道駅: SCP-2493およびSCP-2821の現在の収容ユニットへのアクセスに利用されます。月面エリア-32と、月面エリア-13のような他の設置施設とを接続する掘削工事は現在進行中です。

地下第三層

空気調整器: 施設全体の空気を地球対流圏に近い安定した状態に保ちます。

フェイルセーフ発動装置

研究施設

地質学研究施設

地下第四層

施設の居住性維持のための地下第四層の内容物の重要性を考慮し、必要最低限のメンテナンスまたは内容物の機能と関係のない職員の進入は厳格に禁止されます。

第一核反応炉

(試作)FAM-32 Power Core: SCP-2493'より得られた技術的データと青写真を利用して構築された安定的なpower coreです。物質/反物質消滅より得られるニュートリノとガンマ線を利用して厖大なエネルギーを生成します。現在のところ同種の装置は他に存在していないため、地球上での構築に先立って耐久性と安全性を確保するための広範な試験の段階にあります。

地下̅第̢

[データ破損]4


職員情報


月面エリア-32の立地の危険性、管轄下の高危険度アノマリー、および施設へのアクセスの難しさという固有の問題ゆえに、最低限の人材配置が原則となっています。不要な人員は機会があり次第、サイトから退去させています。

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サイト長官サイラス・アワードーン

エリア長官: サイラス・アワードーン上級管理官5

エリア副長官: N/A

職員担当副長官: N/A

施設担当副長官: N/A

研究担当副長官: ディラン・ポルサン下級研究員

収容担当副長官: シルバー・トーレン下級研究員

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デヴリン・ウィンストン

倫理委員会リエゾン: デヴリン・ウィンストン6

現場職員:

    博士職員: 4

    研究職員: 16

    管理職員: 6

    整備士または用務員: 0

    保安職員: 10

    Dクラス: 4

    その他職員: N/A

総員: 40












サイト史


月面サイト-32の前身である前哨基地トート-1は、SCP-120の9番目の目的位置が雨の海の表面にあることが確認された後、1992年後半に立案されました。元々遠隔地であることやその他の理由によりアクセスが難しく、また比較的平坦な地域であることから高度に安全性の確保された施設の建設地として有望視され、資金とDクラス職員の両面について大量の消費が予想されたにもかかわらず建設が許可されました。月面前哨基地の建設は1995年8月に完了し、分散機動部隊シグマ-6(“パドルジャンパーズ”)から1ユニットが警備隊として配備されました。 – 以来、このユニット(第5課: “スペースメン”)はサイト内に駐在し続けています。

完成後の前哨基地トート-1は主に安全な記録保管場所として利用されていましたが、1996年、数キロメートル離れた場所でSCP-852が発見されました。前哨基地は異常現象との遭遇を想定されておらず、オブジェクトを補完するための設備がありませんでした。そのため、地球への輸送方法が決定するまでの間、SCP-852は月面上に放置されていました。更に数日後、前哨基地の近傍で移動不可能なアノマリー – SCP-2686 - が発見されました。臨時の施設であるとはいえ、前哨基地トート-1にこれらのアノマリーを収容する能力が欠如していたことは、前哨基地の拡充へ向けた議論を加熱させました。 – 議論はSCP-2493の発見によって更に加速しました。████ ███研究員7の提案によれば、地球大気圏の外ではSCP-2493の収容が著しく容易かつ安全になる可能性がありました。

SCP-852の地球への輸送に使われた回収シャトルは、同時に前哨基地トート-1へ数機のボーリングマシンを送りました。プレハブ式の部材発電機、多数の環境制御機器および生命維持システム、そして機動部隊ガンマ-4(“金ひげ一味”)の5人とSCP-2493を全て輸送しきるまでには、更に数回の打上げを要しました。建設は1998年の9月初頭に完了しました。同月29日、前哨基地トート-1は月面エリア-32として公式に再指定されました。

再指定以降、月面エリア-32は月などの天体と関係するいくつかのアノマリーの調査と発見に寄与しています。

  • SCP-2193調査担当職員との協力
  • SCP-2063実験担当職員との協力8
  • [データ破損]の構̵築̋
  • 月面エリア-32と月面エリア-13を結ぶ高速鉄道掘削中の、VK-クラス危険アノマリーであるSCP-2821の発見
  • SCP-2923関連被験体の回収

追加情報


月面サイト-32に来る新人職員は個人用の防護ヘッドギアを持参するように。月の重力に慣れない職員はしょっちゅう頭を負傷するものだが、到着後も管理部門からのヘッドギアの支給はない。 - サイト長官サイラス・アワードーン

新入りさんは個人用の医薬品(特に処方箋医薬品)も、少なくとも9ヶ月分以上は持参してください。忘れたり使い切ったりした場合、次の補給が来るまで手の打ちようがありません。あなたが120で地球まで遣いを寄越すに足るほどの重要人物でない限りは。 - 医療部門、ステファニー・ハル博士

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