実験記録433-031
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実験433-001: SCP-433に記載されている儀式を実際に行った最初の試みです。█████████博士とジュニアリサーチャーによりすべての手順が正確に再現されました。ビデオ記録(破損)には儀式の最終ステップが実行された際に大きな衝突音が記録され、儀式エリア内のすべての物質が█████████博士と助手ごと消失しました。エリアには代わりに巨大な球形の石塊が出現していました。この石が一般的な花崗岩からなること、組成には異常な点が見つからないことが分析により判明しています。█████████博士とアシスタントはいずれも発見されていません。O5-█指令により、以降のSCP-433実験はDクラス職員のみにより行われます。

実験433-002: SCP-433は█名のDクラス職員により再現されました。活性化時、儀式エリア内のすべての物質と実験参加者が消失し、それらとほぼ同体積の土砂が出現しました。土砂は暗紫色で、未知の種類の植物をいくつか含んでいました。分析により、空気にも入れ替えが発生していることが判明しました。空気サンプルは実験室の窒素とメタンの濃度がそれぞれ5%と2%上昇していて、酸素濃度が6%低下していることを示していました。これは儀式完了時に出現した空気がもともと実験室内にあった空気と混ざった後の数値であるため、もとの濃度はより差が大きいものであったと推測されます。

実験433-003、433-004、433-005、433-006: 文書433-001の記述と少しずつ異なる手順および物品によってSCP-433を行う試みです。

実験433-003: プルトニウム238をプルトニウム239に交換しました。儀式の成果なし。

実験433-004: ヒト頭蓋骨のうち1つをオランウータンのものに交換しました。儀式の成果なし。

実験433-005: 手順7を省略しました。儀式の成果なし。

実験433-006: 儀式エリア内に残る人間を█人から██人に変更。SCP-433は通常通り活性化しました。儀式エリア内の物質は消失しましたが、固体物質は出現しませんでした。代わりに儀式エリア内を満たす量のガスが出現し、その濃度組成は実験433-002のものに酷似していました。

実験433-007: 文書433-001の記述どおりの手順で儀式が実行されました。儀式エリアは砂と水と塩の混合物で置換されました。これの組成は海水に似ていましたが、完全に同一ではありませんでした。同時に魚に似た未知の種の生物も出現しました。この生物は出現してすぐに死亡しました。この生物を解剖した結果は、生物学的見地からは興味深いものでしたが、SCP-433の特性を知る上で役立つ情報を得ることはできませんでした。

実験433-008: 文書433-001の記述どおりの手順で儀式が実行されました。活性化時、儀式エリアは半球型をした茶褐色の粘土で置換されました。儀式円の中心には、以後SCP-433-1に分類される未知の生物が存在しました。これは大まかには人間型といえる形状をしていましたが、体の各所がキチン質の外甲で覆われていました。SCP-433-1は体高およそ3mで皮膚は灰色、識別可能な目や口は存在しませんでした。出現からおよそ6秒後、SCP-433-1は両腕を挙げたのちに消失し、その場にいたすべての職員は多数の連続したイメージを見たと報告しました。対象が消失すると同時に、エリア内の置換が再び発生しました。地面、物品、儀式参加者を含む、最初に儀式エリア内に存在したすべての物体が再出現しました。儀式参加者は例外なく五体を分割されていました。脚、腕、頭部はそれぞれの胴体から切り離されており、断面は非常に滑らかでした。また、儀式円の中心の[データ削除済]は粉砕されていました。

職員が報告したイメージは下記の通りです:

  • SCP-433を行っているとおぼしき裸のヒトの一団。1
  • ヒトの全身の骨、SCP-433-1個体がその上に立っている。
  • [編集済]と考えられている近代大都市の廃墟。
  • [データ削除済]
  • 宇宙から見た地球の夜の面。明かりが存在しない。

この影響を受けた職員からの後遺症の報告はありません。

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