帝国のオリエンテーション
評価: +11+x

//

//

親愛なる新臣民諸君!今日、私は言い尽くせぬ程の歓喜敬意を以て祝福したい。聖ニクロフテスの屍たるかの有形大地とジョドムァの決めせし無形万系図からオルバ境界を越え、遥かに遠ざかりし此の地に於いて、我々の勇猛果敢なる奴隷手足が汎hysiclisp的広範に渡り赫々たる戦果を挙げ、其の血肉が特記すべき飛躍浸透を達成したことを。そして何よりも、諸君ら不可触の者達を域内へと招き迎え入れ、永劫に続く帝国の建設業務の一端へと存在意義を昇華せしめる事が叶った此の宇宙奇跡を、憎きコベイによって失われた現在も尚燦然と輝き続ける蒼き天蓋盤に、確と刻み込もうではないか!

しかし、我々の勝利は諸君等の敗北をも意味した。怯える者もいるだろう。過去の施政者と理念の邪な陰という妄執に束縛され、我々に対して憮然たる感情を抱く者もいるだろう。其の中の幾群れかが過去の受罰僧侶どものように反旗を翻し、我々の黄金の牙城へ刃向かう事も、私には止める事は出来ない。だが最早其れが愚かな杞憂である事もまた、確固たるmagimarkな事実として此の大地に突き付けられた。全ての要否への厳格な回答は因果律体系に依って得られ、我々の奉仕は正統なる智の胃袋Audquseに還元するのだから。

我々を恐れるな、今を嘆くな、絶望を抱くな!其の小さき二つの眼を見開き世界を視認せよ、秘匿する者どもよ!諸君等は無用な枷より解放され、己が其の傲慢が為に隠し続けてきた真実を知るだろう。そして檻を打ち破り、皮膜を破き、諸君等は我々そのものと成る。そしてあの眩しき光芒と云う偉大な一点に集約される。神髄其処に在る。我等かの者と共に在る。

//

//

帝国は歓迎する、財団の諸君。

//

//

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。