三ツ月イニシアチブ ハブ
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……この物語を信じてくれとは言いません。実際、物事を疑ってかかるのは精神が健全な証ですしね。我々も皆、かつてはそれぞれのバイアスだとか、科学だとか、宗教観や知識不足のためにあなたのように考えていました。今のところは、先入観は持ったままでいて頂いて構いません。

我々のただ一つの頼みは、ここで読んだことを覚えていてもらうことです。そしてあなたの時が来た時、この世界で瞳を閉じ、そして緑色の空に三つの月が輝く世界でそれを開いた時に、あなたは自らの守護天使は誰だったかを思い出し — そして、我々の仲間となるのです。

貴方は見守られています。貴方は護られています。貴方は愛されています。

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— メリーランド州、ボルティモアにて回収された、☽☽☽イニシアチブの採用契約書より抜粋

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☽☽☽ イニシアチブの旗

要注意団体: 三ツ月イニシアチブ / ☽☽☽ イニシアチブ1

要注意団体番号: 4019

別称: 三ツ月、JALAKÅRAの子供達、Durakh-Naùu2、 ☽☽ イニシアチブ3、 昇りゆく月のイニシアチブ4

活動地域: コルベニク、地球、架空の物語5

脅威レベル:

説明: 三ツ月イニシアチブは、SCP-2922-Cに本拠地を置く異次元の人間の組織であり、SCP-2922-Cはコルベニクとしても知られる来世です。

このイニシアチブは約14,000年前、来世における組織化された人間の植民地を創設することを目的に創られました。イニシアチブを通じ、死者の罪は厳格な審判プロセスを通ぜられ、煉獄委員会の2/3を要する多数の投票を経て賞罰を与えられます。

彼らの軍事部門である人類保護軍を通じ、彼らは人類種を保護するための多次元治安部隊として振る舞います。そのため、彼らは地球をモニタリングし6、その防衛のため秘匿された軍事介入を行いますが、大概の場合それによる差異や長期に渡る影響は発生しません。

生物的物体はコルベニクを離れることができません。そのため、三ツ月イニシアチブに関連するオブジェクトの大半はドローン等のコルベニクから遠隔操作された機械です。これらのオブジェクトは月の裏側に存在する次元の隙間から我々の世界にアクセスしています。

イニシアチブの関係者は自らの行動は人類の利益を最優先にしているものであると信じていますが、過剰な軍事介入、コミュニケーション不足、イニシアチブ内部の官僚制度に関する問題やその他要素 — 彼らの強大な軍事力と我々のそれとの著しい不均衡に関係する — により、彼らの存在は我々の次元の公の安全に潜在的な不利益をもたらす結果となっています。

カグナッツォ議定書により、三ツ月イニシアチブとSCP財団間には不安定な条約が結ばれています。この条約の破棄は潜在的XK-クラス 世界終焉シナリオとして扱われます。

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